Tuesday, October 21, 2014

お空の散歩

寝る前に、日本語の勉強のためにも愛理とお話を作るようにしました。

秋晴れの空を見ていると、みんな、空が飛びたくなりました。そこで、愛理は泉にコインを投げて「みんなで空が飛べますように」と、お願いをしました。
次の朝、目を覚ますと、みんなの背中にきれいな羽が生えていました。アッパとお母さんの背中は真っ白、愛理と真綾の背中には虹色の羽が生えていました。
まず、アッパが本当に飛べるか試してみました。バサッ、バサッと羽を動かすとビューンと空高く飛びました。愛理と真綾とお母さんは手をつないでパタパタとゆっくりアッパのところまで飛びました。
アッパが「どこへ行こうか。」と尋ねました。愛理が「海に行きたいな!」と言ったので、みんなで空をお散歩しながら浜を探しました。しばらくすると、遠くの方に小さな島が見えました。ちょうどいい浜辺もあります。みんなはそこへ降りました。
砂遊びの大好きな愛理は砂のお城を作りました。アッパがたくさん砂を運んでくれたので大きなお城ができました。真綾とお母さんはお城を固めるのを手伝ってくれました。一生懸命お城を作っていたら少し暑くなったので、みんなで泳ぐことにしました。新しい羽も海につかっていい気持ちでした。そこにイルカが近づいてきたので、真綾は大喜びで一緒に跳ねたり飛んだりしました。
みんなが泳いでる間にお母さんが森で果物を集めてきていたので、それをおやつに食べました。風が吹いてきて、いい気持ちになったので、持ってきたハンモックでお昼寝をしました。

目を覚ますと、愛理は自分の布団の中でした。とってもわくわくする夢でした。

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